金沢でフランス語、英語、美術を学び、ナンシーへの留学を目論む、はぐれ医学生のブログ。至高にして究極の人形を生みだすために奮闘中。 急げ!人生には学ぶべきことが多すぎる。
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医王山にハイキングに行く
クラスメートのN嶋さん、彼の娘Nちゃん、DDさん、Mくんと医王山にハイキングに行った。といってもハイキングと呼ぶには少々厳しい道程であった。しがらくびPから白π山へ。大池平を通って三蛇ガ滝へ。鳶岩に登って戻ってくる。ハイキングって穏やかな響きのせいで飲み物しか用意していかなかったが、よい考えではなかった。

標高1000Mもない山。天候は曇り。ランニングシャツ一枚でちょうどよい涼しさ。土は湿気を含んでいて少々滑りやすかった。でも転んだのは一回だけだ。ビッグ・ボスにこんなところをホフクさせていたとは。少し申し訳ない気になる。

Nちゃんはすいすいと先頭を切って走っていく。わしの半分以下のストローク、ちょこちょこちょこちょこと効果音が出そうなぐらい小さい身体のくせに。わしがアラレちゃん風に両腕をぴんと張ってキーーーン!と追い抜かすと、Hくん待って〜ってこれまた小さな声で呼ぶので、わしが待っててやると何も言わずにさっと脇を通り過ぎて先頭を奪う。にゃろう。

三蛇ガ滝は小さいけど高さのある滝。すとーんと一気に落ちてくるのではなく、三段かけてひょひょひょいと落ちてくるからこういう名前らしい。その隣、滝の流れをまたいで1Mばかり上がったところにひっそりとしたほらあなが口を開けている。熊の住処か?と用心して石を片手にMくんと押し合い圧し合い、お前先に行けよ、じゃんけんや、携帯のライトつけろ、とチキンっぷりを存分に発揮しながら、光の届かない先にはやっぱりいけない。N嶋さんが写真を撮ってみるとなんのことない、3Mも奥行きがない。小さな石づくりの観音(かな?)像がちょこんと置いてあるだけだった。
iouzen

鳶岩に登る崖は怖いのなんの。手を滑らせたら一瞬であの世逝き。なんでランニングシャツだけで軍手もなしで来たんだろう?とやっと疑問に思う。ここでもNちゃんははりきる。鎖を両手ではっしと掴んでがしがしと登っていく。この子クライマーの才能あるわー。頂上まではかなり長く感じた。鳶岩でタイタニック計画は無謀で実現しない。腰が引けて、立つなんてとても考えられない。岩の一部分かなめくじになったかのようにぴったりと身を寄せて、ずるずると移動する。鳶岩の上から向かい側を見下ろすと、さっきまでいた大沼(おおいけ)がずっと下に見える。
iouzan

わざわざ雪も降ってない時期にジムに引きこもって走ったり筋トレしたりするよりも、こうやって山をざくざく分け行くほうがおもしろいトレーニングになるかもしれない。

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